”ナンシー”は、学生時代、顔が濃いことからつけられたあだ名で両親共に純日本人です。(紛らわしくてすいません..)
13~25歳まで12年間縮毛矯正をしていて、現在は完全に地毛の状態です。
- 毛量、毛の細さ共に平均値
- 全体にヘアカラー、ブリーチ(脱色)のハイライトを全体に入れているのでヘアダメージ有
1. 憧れのストレートヘア
私が子どもの頃、一番の憧れはテレビに出てくるサラサラのストレートヘアでした。
特にドラマのヒロインが起きて着替えただけですぐに家を出るシーンを見ては、「寝起きの私の髪は山から下りてきたヤマンバみたいだから家から出れない」と毎回気を落としていました…
2. 外国人のカールへの憧れ
幼い頃からちょくちょく見て可愛いなと思っていた外国人のくりくりカールは、ヘアケアなど何もしてないと思っていました。
私と同じようにお風呂からあがってドライヤーをするだけでああなるのだと。
3. くせ毛に悩む日々
そんな外国人の髪を見るたび「うらやましい地毛。私の髪はまばらにうねっているだけのくせ毛だから、一生、縮毛矯正かパーマをあてるかだなぁ」とずっと思っていました。
特に、ポニーテールで誤魔化せない前髪が大嫌いで、鏡の前でよくため息をついていました…
しかし、転機は25歳の時訪れました。
4. くせ毛を活かす”転機”が訪れる
初めての妊娠・出産・育児で毎日がいっぱいいっぱい。
自分の身なりを気にする余裕がなくなり、2カ月に1回は縮毛矯正に通っていた美容院に行く気になれませんでした。
5. 髪を切って気づく
1年ほど髪を放置した結果、案の定、くせ毛が伸びてきてところどころうねりが出ている状態でした。
さすがにどうにかしなきゃとインスタを見ていると、ところどころうねった良い感じのボブヘアの女性がいました。
「これだ!」と、美容院でバッサリ切ってもらいました。
すると、縮毛矯正があたっている部分がすべてなくなったことと、髪が軽くなったことで、まばらにうねっているだけだった髪に、規則的なカールが現れました。
6. 子ども時代の写真を見て気づく
そこで引っ張り出してみて見た幼い頃の自分の写真。
赤ちゃんの頃は爆発しているだけ。
2歳~4歳くらいまではくっきりした縦ロールなのに対し、幼稚園児からはまばらにうねっていました。
今だから分かることなのですが、母が毎日しっかりドライヤーで乾かしていたことが、くっきりカールではなくなった原因です。
※ここで勘違いしないでほしいのが、母を恨んでいるわけではありません。風邪をひかないよう、毎日しっかりドライヤーをしてくれた母には感謝です。
7. ヘアケアで変わるくせ毛の”可能性”
「もしやヘアケアやスタイリング次第でパーマのような髪になるのでは」と思い立ってからは、試行錯誤の日々。
高校生の頃、一度あてたことのあるパーマをスタイリングしたように、乾いた髪にムースをくしゅくしゅ揉み込んでみたり、乾いた髪にヘアオイルをつけてブラシでとかしてみたりしましたが、
なんだかしっくりこない…
8.『 カーリーガールメソッド』との出会い
そんなとき、”カーリーガールメソッド“なる著書があることを知り、本を買って読んでみました。
内容は目からうろこでした。
「このメソッドにより外国人のカールは綺麗に現れているんだ」と確信し、すぐさま実践しました。
9. くせ毛を活かす喜びや楽しさを伝えたい!
あら不思議。
くっきりとしたカールが髪全体に出るようになったのです。
それからも、さらに勉強や試行錯誤を重ね、カールをくっきり出すだけではなくコテで軽く巻いたようなナチュラルなウェーブヘアにするスタイリングもできるようになりました。
新たな自分を発見したようで、とても嬉しいし楽しい!!
「この感動を、昔の私と同じ、自分のくせ毛が嫌いな人に実感して欲しい」と思い始めました。
“くせ毛は活かせる”という認知がもっと広がり、日本人の髪への”美の多様性”が育まれるのではないかと期待を抱きながら、くせ毛を活かす楽しさを日々発信し続けています。