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カーリーガールメソッドはご存じですか?
天然パーマさん向けに綺麗なカールを出すためのヘアケア・スタイリング方法を手解いているアメリカの著書です。
所々うねっているだけのくせ毛だと思ってた私は、この著書を参考にスタイリングをしたところ、髪全体にくっきりとカールが出るようになりました。
この記事ではカーリーガールメソッドを参考に、私がくっきりカールを出したい時にするスタイリング方法を徹底解説しています。
- まばらにうねっている
- 髪がチリチリしている
そんなくせ毛の方は、くっきりとカールが出る可能性が高いです。
これから解説するスタイリングは正しいヘアケアで毛髪が整っていることでより高い効果が期待できます。
初心者の方は、まず適切なシャンプー選びから行なってください。
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)|基本概念
くっきりカールを出すには、保湿が肝です。
リーブインコンディショナー(洗い流さないコンディショナー)またはヘアクリームをつけ、ヘアジェルでコーティングすることでくっきりとしたカールが出ます!
それでは順に解説していきます!
スタイリング剤のまえに下地をつける
くせ毛を”活かす”スタイリングは、お化粧(メイク)と同じだと思ってください。
化粧水や乳液などの基礎化粧品で肌を整えてからメイクをするのと同じで、髪もしっかり保湿をして整えることで、スタイリング剤の効果を高めます。
なのでスタイリング剤をつける前に必ず
- ヘアクリーム
- ヘアミスト
- 洗い流さないコンディショナー(リーブインコンディショナー)
などをつけます。
ただ、くっきりカールを出すためには向かない成分があります
アルコール成分
エタノール
ソプロパノール
コーティング成分
ジメチコン
シクロメチコン
ビニルジフェニルジメチコン
ジフェニルジメチコン
シルセスキオキサン
アメジメチコン
フェニルトリメチコン
ジメチコノール
アミノプロピルジメチコン
アモジメチコン
コーティング剤は髪をコーティングして滑らかな質感にする目的で配合されているのですが、毛質によってはこれらの成分で髪が重くなって毛束か形成しずらくなり、くっきりとしたカールがでにくくなることがあります。
おすすめの下地はこちらにまとめています↓
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)|スタイリング剤
スタイリング剤をつける
下地をつけ終えたら、
- ヘアムース
- ヘアジェル
のいずれかを使います。
くっきりカールを出すならジェルがおすすめ
くっきりとしたカールを出すならヘアジェルがベストです!
「ヘアジェル」と言えば「男性が使用するものでパリパリでテカテカになる」というイメージですが、海外の天然パーマ用製品はそんなことはなく、(ブランドにもよりますが)自然にくっきりカールを出してくれます。
ふんわりカールならムースがおすすめ
アホ毛(浮き毛)が出やすいといったデメリットもありますが、
くっきりとしたカールでなくても、それなりにカールが出てふんわりさせたいという方は、ムースでもOKです。
スタイリング剤も、くっきり”カールを出すには以下の成分は配合されていない方がいいです。
アルコール成分
エタノール
ソプロパノール
コーティング成分
ジメチコン
シクロメチコン
ビニルジフェニルジメチコン
ジフェニルジメチコン
シルセスキオキサン
アメジメチコン
フェニルトリメチコン
ジメチコノール
アミノプロピルジメチコン
アモジメチコン
特にアルコールは無配合、または配合が少ないものを選んだ方が良いです。
これも下地を選ぶ時と同じで、どんなに保湿したとしてもアルコールで髪の水分を飛ばしてしまい乾燥の原因になるので、できるだけアルコールが入っていないスタイリング剤を選んだ方が良いでしょう。
スタイリング剤にアルコールやコーティング剤が少ないかどうかはどうやって見分けるの?
パッケージ成分表の記載されている順番で分かります
配合の多いものから順番に記載されているので、後ろの方にアルコールが記載されていたら、アルコールの配合が少ないという事です。
エタノールと表記されている場合が多いです。
そしてくっきりカールを出したい場合は、ジェルのつけ方にコツがあります。
くっきりカールを出すジェルのつけ方
最低3つにブロッキングして襟足から上へ順番につけていきます
髪から水がしたたり落ちるくらいに、霧吹きで髪をしっかり濡らします
ジェルの量は髪の長さと量、使用する製品によります。ご自身の合った量を調整して下さい
撫でるように根元から毛先まで軽く手ぐしをします
下から髪をすくい上げ、水とジェルが滴り落ちなくなるまで揉み込みます
この時「クチュクチュ」という音がしたらOK、
していなかったら水分を足してください。
これを3ブロックそれぞれ行って完了です
これは基本のジェルのつけ方です。
頭を下や横に傾けながらつけたり、表面だけつけたり、ブラシを使ったりなど、ジェルのつけ方は希望のスタイリングにより少々異なります。
ご自身で色々試してみて、好みのスタイルになるジェルのつけ方を見つけてください。
この時点で髪から水分がちょんちょん垂れてくる場合は、タオルで優しく毛先を持ち上げるように水分を取ってください。
くっきりカールを形成するには”毛束”が重要なので、スタイリング剤をつけ終わったらなるべく髪に触れないでください
一通りの手順を私のインスタグラムにUPしました
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)|乾かし方
髪の束を崩さないように乾かす
できれば髪が完全に乾くまで自然乾燥が良いです。
自然に乾燥させることによって程よい水分が髪に残るので、綺麗にカールがでてアホ毛(浮き毛)も軽減されます。
でも冬場や早く家を出たい時などそうは言ってられませんね..
特に毛量が多い方や、ロングヘアの方には無理難題…
そういう場合は、マイクロファイバータオルで髪を優しく持ち上げ、左右後方、一回づつだけギュッと握って水分を取ってください。その後にディフューザー付きのヘアドライヤーで乾かします。
ドライヤーでの乾かし方
普通のドライヤーだとカールの束が崩れて綺麗にカールが出なかったり、アホ毛(浮き毛)が出やすくなるので、ディフューザー付きのドライヤーで乾かすと良いです。
ドライヤーをお持ちであれば、アタッチメントタイプになっているディフューザーもあるので、そちらもでもOK。
私は頭皮のマッサージができるのと、温度自動調整機能が備わっているフィリップスのヘアドライヤーを使用しています。
- 毛先から根元の方まで髪を持ち上げて乾かす
- 表面だけに風をあてて乾かす
好みや髪質に応じて色々試してみてください。だいぶ仕上がりが変わりますよ!
温度が高すぎるとせっかく入れた毛髪内部の水分まで奪われちゃうので、ぬるいくらいの温度で乾かしましょう
頭頂部のカールがへたれちゃう方やボリュームを出したい場合は、分け目をジグザグにしたり、根元の髪をヘアクリップで立たせて乾かすと良いです。
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)|仕上げ
毛束をほぐす
髪が乾いたら、この時点でもうあなたの髪はくっきりカールができているはず。
そのままでも良いのですが、ナチュラルなカールやコテで巻いた髪風にしたければカールの束をほぐすと良いです。
ボリュームが出すぎたり、カールが伸びちゃったりするのでブラシでとかしたりはしないでください。
- ジェルをつける時のように髪を持ち上げてクシュッとする
- 割く
好みのやり方でカールの束をほぐしてくださいね。
もっと艶が欲しかったり、髪をボリュームダウンさせたい場合は、少量のヘアオイルを手のひらに広げて毛束をほぐすと良いです
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)|スタイリングの翌日
翌日のカール復活方法
「寝て起きても前日と変わないカールのまま!」という方は少ないと思います。
多少なりともカールがへたれて、山から下りてきたみたいなヘアスタイルになっていますよね?
そういう時は霧吹きなどで水分を与えて軽く整えると、水を得た魚のようにカールが復活してくれますよ♪
くせ毛を活かすスタイリング(くっきりカール)のまとめ
これまで細かく解説してきましたが、ご自身の髪質に合うと思った項目を取り入れてみてください。
カールがくっきり出ると思います。
もし思うようにくっきりカールが出なかったら、ヘアケアから見直してみてください↓